仙人ハウスのドローンポート
仙人ハウスのテラスにはドローンポートがあります。
ドローンポートとは、ヘリポートのドローン版ですね。ポートは港という意味。
開港した「2018年」が刻まれてます。1002=仙人。
仙人ハウスのテラスでくつろぎながらドローンカメラの映像をリアルタイムで観る、というイベントを企画しようと、盛り上がったのですが、仙人と二人で盛り上がっただけでそれっきり。ドローンおヤじの練習場になっているだけでした。
この日も、久々の仙人ハウスっていうことで、さっそくドローン飛行。
夕食の支度は仙人に任せて。
仙人ハウスはもともと「大杉谷山荘」という山荘でした。登山ブームの際にはかなり繁盛していたそうです。しかし2004年の台風で災害に見舞われ、道が寸断。大杉谷登山道も10年間の閉山を余儀なくされ、山荘を閉めることに。その後、ひっそりとここに一人で住んでいます。今はドローンおヤじのような仙人の仲間が訪れるくらい。
何せ、携帯電話が通じない場所なので、忙しいビジネスマンは長居できない。ドローンおヤじのような誰からも連絡がこない暇人じゃないと泊まれないところです。
夕食は仙人手料理をゴチ
料理は鍋一品ですが、山荘を経営していただけあって、味はうまいです。
鍋をつつきながら語らう。
「大杉谷の認知度をもっと上げたい!」
結構まじめに語らってますよ。
「仙人」というと、人嫌いで一人山に籠った寡黙な人、みたいなイメージになりますが、大杉谷の仙人は全然寡黙ではありません。相手にもよるかと思いますが、ずーっとベラベラしゃべってます。
話が面白いので、登山ガイドとして人気です。
登山ガイドは、登山者の安全を確保する、ということが重要ミッションですが、それだけでは退屈ですよね。大杉谷の仙人は、動物や植物の名前もめちゃ詳しいので、それを聞いているだけでも面白い。登山道を歩いているとたまに珍しい鳥の鳴き声が聞こえますが、「あの鳥、なんていう鳥ですか?」と尋ねると「あー、あれは〇〇や。」と教えてくれます。都会にいる時は、花なんて興味がありませんでしたが、山に行くと、本当にきれいに咲いているので、思わず名前を聞きたくなります。その時にちゃんと答えてもらえる、それは大変ありがたいことです。
仙人ハウス周辺の植物
ということで、翌朝は仙人ハウスの周辺を散策して咲いている花を観賞しました。
仙人と遊ぼうプロジェクト
大台町でアウトドア観光ツアーを企画・運営しているヴェルデ大台ツーリズムでは、「大杉谷で仙人と遊ぼうプロジェクト」というプログラムを開催しています。滝めぐり、サイクリング、アウトドアクッキングはもちろん、大杉谷の動植物の説明を聞くこともできます。仙人のトークをご堪能ください。小学生のお子様にも人気のプログラムだそうです。
ご興味ある方、ぜひ、問い合わせてみてください。
ヴェルデ大台ツーリズム「大杉谷で仙人と遊ぼうプロジェクト」
https://verde-odai.co.jp/booking/verde/osugitani/165
観光三重公式サイト内「仙人と遊ぼうプロジェクト」の紹介
https://www.kankomie.or.jp/activity/detail_1691.html